液体ではなく、粉で塗るペイント


塗装と聞くと、液体顔料を金属パーツやフレームに塗っていくことをイメージされるかもしれません。パウダーコート(粉末塗装)は文字通り、粉末を使って塗装を行っていきます。もともとは工業界では数十年前から実用されてきた技術を、個人用のバイク塗装に応用しています。専用の静電ガンで噴出された粉末はマイナスの電気を帯び、プラスの電気を帯びる金属パーツにしっかり付着します。複雑な構造物でもムラなく均一に!粉末塗料が塗布した後は、しっかりとオーブンで加熱することで、サラサラの粉が従来のウレタン塗装より強い強度、撥水性を保ちます。少量多品種対応のオリジナル静電ガンと個性豊かなペイントを組み合わせることで自分だけのバイクが出来上がります。富山および北陸でバイクのパウダーコートを行っているsawaoka factoryにぜひお任せください。
 
 


 

パウダーコートの特長

特長1.塗膜が厚い
粉体塗料は液体でないため垂直面でも垂れ難く、乾燥時に揮発する溶剤を含まないためパウダーの厚みがすべて塗膜となります。溶剤塗装に対して粉体塗装は約4~5倍も分厚い塗膜に仕上げることが可能です。

特長2.塗膜が強い
粉体塗装の塗膜は、完全乾燥後にも柔軟さが持続するのが特長です。外力に対する衝撃吸収力は溶剤塗装の比ではありません。前輪が跳ね上げた砂利や小石が当たるオートバイ用フレームのダウンチューブや、タイヤ交換時にタイヤレバーで擦れるような外力はパウダーコートがもっとも得意とする部分です。

特長3.短時間で仕上がる
パウダー塗料を「振りかける」際に「静電気」の仕組みを応用しており、粉体塗装専用のガンを使用することで、短時間で均質な仕上がりが得られます。

特長4.環境に優しい
180℃で焼付乾燥を行う際、可燃性のガスが発生することはありません。静電気を利用する粉体塗装は金属パーツへの塗着率が溶剤塗料に比べて圧倒的に高いので塗料のロスが少ないことも環境への負荷を軽減しています。